海外多言語翻訳個人出版サービス 『バベルキューブ』の使い方

 バベルキューブの使い方

 

私は、自作漫画の海外翻訳版を時々、

バブルキューブにて個人出版しています。

 

バベルキューブとは

 

バベルキューブ

https://www.babelcube.com/


バベルキューブには世界中のインディーズの著書や、

その人が書いた著書を翻訳したいと思っている

プロやアマチュアの翻訳者が多数登録しています。

バベルキューブは著者と翻訳者のマッチングサイトです。

 

私は、

翻訳サービスをしてくれるセルフパブリッシングサイトってないかなぁ、

と思って、いろいろ探して、

バベルキューブと言うサイトを見つけました。

 

そしてバベルキューブに登録しました。

著者として登録しました。



マイページ

https://www.babelcube.com/account/




 

 

 

そして私がKindleで出した漫画の本を

バべルキューブに3つ登録しました。

 

すると「古謝さんのコミック本を翻訳させてください」との

オファーがイタリア、フランス、ポルトガルから来ました。

 

その後、数カ国からも翻訳のオファーが来ました。

ほとんど、ヨーロッパや南米からでした。

 

しかし、漫画作品は日本の場合、

右から左ページに向けて読まれる漫画がほとんどです。

それをそのままバブルキューブで出版するのはNGです。

 

パソコンのペイントソフトか、

タブレットPC上のペイントアプリで

すべての漫画原稿を左右反転します。

全てのページを左右反転するんです。

私の場合は、以前から海外翻訳を見据えて、

漫画を左から右ページ向きに描いていました。

 

いざ翻訳作業が始まる場合、

始め、フランスの翻訳家から、

「まず、古謝さんの漫画の登場人物のセリフを

みんな脚本に書いてそのファイルを送ってください」との

メッセージが来たので、

 

まぁ大変な作業でしたけど、

キャラクターのセリフを全て書きました、、

そのファイルです。

 

日本語のみのファイル

https://bit.ly/2EcWRbt

 

そして翻訳者が翻訳してくれたのがこちらのファイルです


https://bit.ly/2N5ZtL0

 

 

とある1ページの日本語版

        


      



そのフランス語版






これを自分の漫画の吹き出しに全てコピペします。

 

その際に、もしくはその前に

日本語のセリフは全て消去します。

消します。

私はコピペする際には、

いつもiPadのアイビスペイントアプリを使用しています。

 

そのアプリを用いながらコピペしています。

その方がパソコンより早いし、スムーズに作業できます。

 

翻訳された言語をコピペするのは地道な作業です。

日本語のセリフと違って、

ある日本語のセリフが欧米の言語では

長い表現になったり、

短い表現になったりします。

(国よって異なります)

 

その際、翻訳結果のボリューム次第で

フキダシのサイズも調節します。

 

そういう感じで漫画ファイルを完成したら、

今度は、そのiPadでコピーした画像を全て、

USBに移してそれらをパソコンでワードに直接、

漫画の画像を一つ一つ全て選択して、一気に挿入します。

 

iPadのアイピスペイントでコピペして

コピペした全ての画像を保存して、iPadから

それをUSBに全部移して、

今度はそれをノートパソコンか、

デスクトップパソコンでワードに全ページ全てを挿入していきます。

 

これをPDF化して、

ひとまず、ワードプレスのブログに投稿します。

ワードプレスを、していなければ、

それを開設しましょう。

 

コピペの作業はiPadの方がやりやすいし早いです。

でも、コピペ後はパソコンで漫画のファイル作成します。

漫画ファイル作成はパソコンの方がやりやすいです。

 

それから、コピペの後もコピペの最中も翻訳者たちに対して、

「この訳し方、違うんじゃない?」とか、

そんな事は翻訳者に伝えないことです言わないことです。

翻訳者たちの方がネイティブなので!

 

万が一、誤訳がいくつかあっても、

それはそれでまた愛嬌だと思ってください!

 

あ、それからすべての漫画のページ、

その画像はすべてGIF画像に変換してください。

 

JPEGは容量が重いので。

 

トビラ(最初の1ページだけ)白黒のJPEG

その他は全てGIF画像に変えてください。

 

GIFの方が容量が軽くなります。

 

そして完成したファイルをそのまま、

バブルキューブのメッセージページに

アップロードしてもなかなかできません。

 

なので、その前に、

ワードプレスのブログに

完成したPDFファイルをアップして、

そのPDFのリンク(URL )を、

短縮URLサイトにて短いURLにして、

それをメッセージのページで相手にそれをコピペして伝えます。

 

メッセージページにては添付できません。

容量が重いから。

 

そのファイルを翻訳者がチェックしたり、

修正すべき点を教えてくれます。

著者はそれに従って作業します。

 

そういった作業も何回もやって完成して、

翻訳者が最終的に確認したら出版作業を始めます。

 

アップロードするファイルはワードファイルです。

出版用のページにはアップロードできます。

(メッセージページには添付出来ません。)

アップロードが成功するまで、

何回も何回もアップロードします。


アップロードが成功したら、

その後値段を自分で著者が記入し、

そして出版ボタンをタップ(クリック)して出版作業終了です。

 

そして翻訳者に感謝のメッセージを

バべルキューブのサイト上で伝えます。

 

そして数日後か数週間後には、

たくさんの出版社

(アマゾンや、KoboBarnes&Noble

その他いろんな出版社)での販売が始まります。


出版例

Amazonでの自著(バベルキューブ版)


ハビングホープ(日本語版)


ハビングホープ(フランス語版)

 


 その他の日本語版



それを著者や翻訳者がそれぞれのSNSで宣伝する事も出来ます。

 

その後売れた場合の印税は合計が10ドルに達してから

著者にも翻訳者にも折半で振り込まれます。

 

 

私の場合はPayPalの口座に振り込んでもらってます。

最近、初めて印税が振り込まれました。

 

そして最後にバべルキューブの

メリットとデメリットについて書いていきます。

 

メリット

翻訳者がネイティブな母国語(自国語)に翻訳してくれる。

 

デメリット

翻訳者が若い女性の場合、

男性の著者に対して恋してくることが時々あります。

私も女性の翻訳者から、たまに恋されたりしました。

翻訳者は10代から20代の女子も多いです。

 

メリットでもありデメリットでもあること

1人の著者の本に対して一気に

いろんな国から翻訳したいとのオファーが来ます。

なので忙しくなります。

 

3カ国から、また、

数カ国からオファーが来るので忙しくなります。

一時期、3ヶ国語を掛け持ちでコピペの作業をしていました。

嬉しいけど、しんどかったです。

 

ちょっと説明不足の点もあったかとは思うので、

今後も、バベルキューブに関してはシリーズ物として、

ブログに書いていくかもです。

 












 

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