日本アニメ業界にとっては、追い風……というよりは幸運?或いは受難?
日経新聞によると、ここ最近、海外のエンタメ企業による
日本コンテンツの争奪戦が起きているとの事でした。
中国アニメ界やアメリカのエンタメ界による
日本人アニメーターの引き抜きが続いているそうです。
日本文化、クールジャパンが海外で用いられるのは嬉しい事です。
しかし中国では政府による圧力のため、アニメ作品作りに、
以前より大きな制約がかかっているそうです。
海外で高収入を得られる仕事ができるのはうらやましいですが、
国の介入や検閲によって中国アニメの成長が妨げられています。
一方、私はインディーズの漫画家で、中国語を勉強しますし、
自作漫画を中国語に自主翻訳して時々ネットで公開してますが、
中国で見れないなら、
中国本土以外の中国人向けに自分の漫画を
見てもらうーーその方向に舵を切ることにしました。
中国アニメが日本アニメを追い越すのは、時間の問題だと思ってました。
しかし第2の文革が起きをしているため、
作りたい作品を作る実力はあるんですけれども
作りたくても作れないようです。
時代劇アニメばかりの国ですが、現代劇アニメを作る力はあるんですけれど、
作りたくても、作れないんでしょう。
アメリカも日本人アニメーターを多く採用し始めました。
CGアニメばかり作るようなアメリカですが、
日本の2Dアニメの需要があり、
日本にとってそのアメリカの
米国で働く方がアニメ作りに対する自由度は中国より上でしょう。
2Dアニメに関してどの国も日本には勝てない、
そして米国内でのコンテンツ不足が
日本にとって有益に働いたんでしょう。
政府による中国大手企業のアリババや、テンセントなど、
その他の企業への圧力によって、
一気に吹き飛んだとのニュースにビックリしました。
3400億ドル?
日本円で37兆円以上の損失じゃないですか?!
一方でアメリカは、日本のクリエイターたちに
自由に仕事をさせてくれています。
国家による検閲と言えば中東のアニメスタジオの社長さんは苦労されてるようです。
以前、中国語に時々翻訳した漫画をブログに載せたら、
LinkedInで中国人のLinkedInユーザーからの
好意的な反応もありました。
今後自分にできる事は創作活動の継続と、
時代の変化を祈る事です。
諦めずに描き続けていきます。
それから、
中国アニメは、
時代劇アニメが多いイメージがあるんですが、
現代劇アニメや恋愛アニメって、 あるんでしょうか?
あるかどうか調べてみました。
日本と違い言論統制のある国なので、
共産党の圧力のため、
現代劇や甘々の恋愛物は作りたくても作れないのかな……
と思ってたら、
現代劇は普通にあるんですね。
中国の現代劇アニメ
などがありました。

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